戦術・戦略で見るアメリカンフットボール
誰もが『ルールがよくわからない』というスポーツ。アメリカンフットボール。
実はある程度の試合の流れさえつかめば、『ルール』より『戦術・戦略』について知ったほうが100倍面白いスポーツです。
解説できる限り、ここで解説いたします。RPG(ロールプレイングゲーム)や戦略ゲームなどに例えていきます。
※そのため、このページではやや「用語」に関して正式なものよりイメージしやすいものを使い、「ルール」に関しては厳密なものを省きゲームを観るためのものを優先して説明する場合があります。ご了承ください。
攻撃フォーメーション(隊形)
フットボールには、このスポーツのルールが整備されて100年近く経つのに、毎年新しいフォーメーションが登場します。年々、年々進化をしていっているのです。
特に攻撃フォーメーションは多彩です。ここにそれぞれ、どういった強み・弱み・特徴があるかの私が知る限りのものをを記しますが、その隊形の「使い方」も進化していき、画期的な使い方をする戦術家も現れるので、固定されたものではないことをご了承ください。
でも、一般的な特徴を知れば、その隊形が出てくるだけでも楽しめると思います。
※フォーメーションという用語は直訳すると「隊形」「陣形」ですが、日本ではなぜか「体型」という漢字をあてるのも定着しています。ここでは意味通りになるようおもに「隊形」という字を使います。ご了承ください。
さて、非常に多くのバリエーションがあるアメフトの攻撃隊形ですが、一応ルール上の制限があります。
それは、「第一線目に7人配置すること。」
「その結果ボールを持つことができない(センターのスナップは除く)ポジションの選手は50〜79番の背番号をつけ、ボールを持つ資格のあるポジションの選手はそれ以外の番号をつける」
基本的にはこれだけです。
最前線に7人配置し、その両端は「エンド」になりますので、ボールを持たずブロック専門のオフェンシブラインになるのは内側の5人で、左右タックル・左右ガード・真ん中のセンターになります。
彼らが背番号50〜79番になります。

「エンド」は遠くに離して正式名スプリットエンド(SE)=つまりワイドレシーバーにするも、オフェンシブタックルのすぐ横につけてタイトエンド(TE)にするも、使い方次第。
バックスをどこに配するかはもっと自由です。あとはどんなフォーメーションにするかはそれぞれの工夫になるのです。
■攻撃フォーメーションの種類と特徴
・数も種別も多いので、いくつかのグループに分けてみます。
マウスオンすると
左の隊形が出てクリックできるものは詳細説明があります。
工事中のものはいつできるか…気長にお待ち下さい…
@「I(アイ)フォーメーション」に属するグループ
▼「プロI」フォーメーション

QBとふたりのRB(FB/TB)が「I」の形に縦に並び,TEが片側にひとり、WRが両側にひとりづついる隊形です。バランスがとれています。
▼「ツイン」フォーメーション

プロIと比較して、WRを片側にならべただけのマイナーチェンジですが、左右非対称なアシンメトリーな隊形です。
▼「スロットI」フォーメーション

別名スプレッドIとも言います。TEがいなくSB(スロットバック)がいます。いいSBがいればパスが強力になり、守備をランに集中させないつくりです。
▼「オフセットI」フォーメーション

フルバック(FB)を左右どちらかにずらします。FBのランやブロックの方向・タイミングが変化しますが、FBがパス捕球に出やすくもなります。
▼「タイトI(フランカーI)」フォーメーション

TEが両側にいます。TEをあわせたオフェンシブラインが7人でFBもいるので、ブロックがかなり強力になります。
A「ワンセットバックフォーメーション」に属するグループ
▼「エース」フォーメーション

RBがひとりの隊形を総称しワンバック隊形です。エース隊形はTEひとり、SBがひとりWRが2人RBがふたりです。これもバランスの良い隊形です。
▼「トレイ」フォーメーション

トレイとかダブルとか呼び名はいろいろです。TEとSBが同じ側にいます。かなりStrongサイド(多い側)に偏った非対称な隊形です。
※これで全部ではありません。いつか少しずつ更新していきます。
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